9月の練習テーマは「パス」
9月の練習テーマは「パス」でした!
ただ、今月の目的は「パスを上手に投げられるようになること」だけではありません。
バスケットボールでは、
「自分で攻めた方がいいのか?」
「味方にパスを出した方がいいのか?」
「どこに動けばボールをもらえるのか?」
など、周りの状況を見ながらプレーを選ぶ場面がたくさんあります。
そこで9月は、パスの練習を通して、「見る → 考える → プレーする」という力を少しずつ身につけていきました。
1週目|ボールをもらう準備をしよう
1週目は、まずパスとキャッチの基本を復習しました。
- チェストパス
- バウンドパス
- オーバーヘッドパス
そのうえで取り組んだのが、「シール」です。
シールとは、ディフェンスに守られているときに、身体を使って相手を押さえながら「パスをもらえる場所」を作る技術です。
試合では、立って待っているだけではなかなかパスをもらえません。
「どうしたらボールをもらえるかな?」
というところから、ボールを持っていないときの動きも練習しました。
2週目|ディフェンスを見て判断しよう
2週目からは、少しずつ「判断」を入れていきました。
鳥籠のようなパス練習や2対1を行い、「ディフェンスがどこにいるのか?」を見ながらプレーすることにチャレンジしています。
ディフェンスが自分のところに来たら、味方へパス。
ディフェンスが味方のところに行ったら、自分でゴールへアタック。
大切なのは、最初から「パスをする」と決めてしまわないことです。
まずはゴールを見る。
自分が攻められるなら攻める。
難しければ、空いている味方を見つける。
少しずつですが、「自分で選んでプレーする」ことを練習しました。
3週目|コートを広く使おう
3週目は、「空間」について練習しました。
小学生のバスケでは、どうしてもボールがある場所にみんなが集まりやすくなります。
でも、全員がボールの近くに集まってしまうと、ディフェンスも集まり、攻めるスペースがなくなってしまいます。
「ボールに近づきすぎない」
「味方と少し離れてみる」
「空いている場所を見つける」
ということを意識しながら、パス練習や2対1、3対2などに取り組みました。
一見すると「ボールから離れる」ことはプレーに参加していないようにも見えます。
でも実は、ボールを持っていない選手がどこにいるかも、バスケットボールではとても大切です。
4週目|試合の中でやってみよう
最後は、これまで練習してきたことを2対2や3対3など、実際の試合に近い状況でチャレンジしました。
コーチたちも途中でプレーを止めながら、
「今、空いているのは誰かな?」
「みんなボールに集まってない?」
「ここにスペースがあるよね」
「今はパス?それとも自分で攻める?」
と一緒に考えていきました。
もちろん、すぐに正しい判断ができる必要はありません。
小学生のうちは、ボールを扱うだけでも難しい中で、さらに周りを見て判断するのは簡単なことではありません。
だからこそ、まずは「自分で見て、自分で選んでみる経験」をたくさん作っていきたいと思っています。
9月に目指したこと
今月は、パスの成功・失敗だけではなく、「周りを見てプレーしようとしているか」を大切にして練習しました。
- ボールに全員で集まらない
- 空いている場所を見つける
- 自分がチャンスなのか、味方がチャンスなのかを見る
- ボールを持ったらまずゴールを見る
- 自分で攻めるか、パスするかを選ぶ
こうした力は、すぐに身につくものではありません。
それでも練習を重ねる中で、少しずつ顔を上げて味方を探したり、空いている場所に動いたり、自分で判断してプレーしようとする場面も増えてきました。
これからも「言われた通りに動く」だけではなく、自分で見て、考えて、プレーできる選手を目指して練習していきます!
お家でもできる!今月の自主練
最後に、家でも簡単にできる練習をご紹介します。
おすすめは「親子パス+数字当て」です!
お子さんと3〜5mほど離れて、チェストパスやバウンドパスを繰り返します。
ただパスするだけではなく、お子さんがボールを投げたあとに、お父さん・お母さんが指で「1〜5」の数字を出してみてください。
パスをする → 顔を上げる → 数字を答える → 次のパスを受ける
これを繰り返します。
慣れてきたら、数字を出すタイミングを変えたり、チェストパスとバウンドパスをランダムにしたりしてもOKです。
大切なのは、パスの回数を増やすことだけではありません。
「ボールを扱いながら、周りを見る」
9月に練習した「見る・考える・プレーする」の第一歩になるので、ぜひゲーム感覚でチャレンジしてみてください!

